橋立明神(はしだてみょうじん)ともいわれるこの神社は、天橋立の中にひっそりと佇んでいる神社で、恋愛成就のパワースポットとして人気の場所となっています。
天橋立の入り口である「小天橋」を渡ります。(ちなみにこの橋は、廻旋橋といわれるもので船が通る際は橋が90度回転します)日本三景かつ特別名勝に選ばれている天橋立は、全長約3.6キロにも及びます。松並木が続き、2つ目の橋「大天橋」もわたっていきます。
このあたり一帯は約6000本の松の木が生えており、並木道が続いています。この並木道は府道となっており、地元の方々が通勤通学の道として使っています。車は許可された車両でないと通れませんので、レンタルサイクルや歩いて散策するのが良いと思います。
天橋立で一番広いところにあるのが天橋立神社です。現在の御祭神は豊受大神です。現在は下宮へと遷されていますね。この神社、元々は智恩寺のものでしたが、現在は日吉神社が管轄しています。御朱印もこちらでいただくことができます。日頃のお掃除などは吉野神社の方が行っているそうです。
天橋立神社の鳥居を見てくるりと180度回ると奥に一つの鳥居が見えます。神社の本参道となっています。鳥居が阿蘇海の前に立っています。案内によると「鳥居は、慶安4年(1651年)に出来、願主は智恩寺住持南宗他の銘が記されているが鳥居の表面が風化しており解読が難しい」とのことです。
対岸の木がたくさん生えている所にあるのが智恩寺です。船で神楽などを持ってきて奉納するお祭りがあります。
昔の人々はここまで船で渡って参道を通ってから参拝していました。
<施設紹介>
施設名:天橋立神社
住所:京都府宮津市文珠天橋立公園内
電話番号:0772-22-8030(天橋立観光案内所)
定休日:年中無休
営業時間:年中無休
ホームページ:https://www.amanohashidate.jp/spot/
ハッシュタグ:天橋立 鳥居 松
記事を書いた人:山本 山口 メリル