先週、私たちは宮津・天橋立の近くにある「らーめん 龍燈の松」を訪れました。 お店はオープンしてまだ半年ほどですが、すでに多くのお客様で賑わっており、地元の方はもち ろん、観光で訪れる外国人のお客様にも人気です。

店名の「龍燈の松」は高さ百五十尺(約45m)、太さ三抱え余り、樹齢八百年の大木だったと言われていますが、昭和九年(1934)に発生した台風で折れてしまいました。
その台風で倒れた松の木をテーブルとして再利用したことから名づけられたそうです。店内にはその松で作られたテーブルが並び、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気が広がっています。

お昼の時間に伺ったこの日も、店内はほぼ満席。小さな子ども連れの家族から年配の方まで、 幅広い世代のお客様が楽しそうに食事をしていました。海外からの観光客も多く、英語のメ ニューが用意されているのも印象的です。
現在は自家製チャーシューの醤油ベースのラーメンが一種類のみ提供されていますが、その一 杯に店主のこだわりが詰まっています。
スープには、天橋立ワインの赤ワイン、飯尾醸造のお酢、山與醤油のたまり醤油、琴引きのお塩、伊根味噌、カタクチいわしの煮干しなど、宮津・丹後の地元素材がふんだんに使われています。まろやかでコクのある旨味が広がり、後味には赤ワインのような深みと優しい甘みが残ります。脂のバランスも良く、最後まで飲み干したくなる味わいです。
チャーシューは口の中でとろけるほど柔らかく、サイドメニューの「チャーシュー丼」ではまた違ったおいしさを楽しめます。夏には限定メニューとして「冷やし中華」も登場するそうで、季節ごとに 新しい味に出会えるのも魅力です。

店内では宮津ならではの音楽が流れ、ゆったりとした雰囲気の中で食事を楽しむことができます。美味しいラーメンを味わいながら、地元の文化や人の温かさを感じられる、まさに“宮津らしさ”あふれるお店でした。
今回の取材を通して、店主のラーメンづくりに対する情熱と、地域への思いを強く感じました。 一杯のラーメンに込められた丁寧な「おもてなし」は、訪れる人の心をきっと温かくしてくれるはずです。天橋立観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

<施設紹介>
施設名:龍燈の松
住所:京都府宮津市字文珠481-1
ホームページ:https://www.amanohashidate.org/chitose/68/
インスタグラム:ryutonomatsu
電話番号:0772-22-3331
ハッシュタグ: #ラーメン #醤油ラーメン #チャーシュー丼
記事を書いた人:寺田、陳