皆さん、成相寺はご存じでしょうか?成相寺は西国巡礼第28番札所で日本三景の一つである天橋立を見下ろすことができるお寺です。
記事では成相寺の魅力について紹介していきます。
1つ目に天橋立を見下ろすことのできる絶景です。
こちらのお寺、元々は日本古来の山岳宗教の修験場であることもあり、かなり高い場所にあります。その高さは350メートル。東京タワーよりも高い位置にあります。そのため眺めがよく、成相寺から天橋立全体を見下ろすことができます。またさらに上に登ることができ、山上にある成相山パノラマ展望台では宮津全体や海を眺めることができ、展望台では「かわらけなげ」に挑戦したり、カフェ「美人茶寮」でゆっくりしながら日本海を見渡せます。
2つ目に自然の豊かさです。
成相寺は成相山(鼓ヶ岳)の中腹にあるため大自然に囲まれています。そのため自然との調和が美しく、春には桜が、夏には青紅葉、秋には紅葉、冬には雪景色と一年中様々な魅力を体感することができます。また限定の御朱印があり、桜・新緑・紅葉・縁起の鹿など季節ごとにあるため、どの季節でもおすすめです。
3つ目に深く長い歴史です。
成相寺は704年に文武天皇の勅願寺(天皇が祈願する寺)として創建されたと伝えられます。
704年から現在まで1300年ほどの長い歴史があり、その中には様々な伝説や作品が残されました。
その中でも「撞かずの鐘」は、慶長13年鋳造する際、赤ん坊が溶けた銅の中に落ちてしまい、出来上がった鐘は、鐘をつく度に悲しい音が鳴り響き、赤ん坊の泣き声に聞こえる為、
寺ではこの鐘をつくのをやめたというこという悲しい伝説を秘めています。
その他にも「底なし池」といった話が語り継がれていたり左甚五郎作の「真向の龍」といった作品が残っていたりと成相寺には魅力が詰まっています。
これらの魅力のほかにも阿字観体験や鯉の餌やりなどができます。
いかがでしたでしょうか。成相寺は自然との調和が魅力的な場所で素晴らしい絶景を見ることができます。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。
<施設紹介>
施設名: 西国第二十八番札所 橋立真言宗 成相山成相寺
住所:京都府宮津市成相寺339
定休日:なし
参拝時間:8:00~16:30
ホームページ:https://www.nariaiji.jp/
ハッシュタグ: 府中・成相寺・西国三十三所・絶景・体験
記事を書いた人:南部