天橋立ぐるっと一周の自転車旅!さっそく続きといきましょう。
今回は、府中エリアから阿蘇海沿いを走り、天橋立駅周辺を目指します。
天橋立を抜けると、観光船のりばがあります。遊覧船に乗り天橋立を楽しむこともできます。別の記事で遊覧船はご紹介しております。
通りを抜けると正面には元伊勢籠神社が出現!伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から元伊勢と呼ばれる古社であり、宮津市内では有名な神社のようです。旧社名の匏宮の「匏(よさ)」と吉佐宮の「吉佐(よさ)」という宮号は現在も郡名(与謝郡)や海の名称(与謝の海)となって継承されているそうです。
元伊勢籠神社前を過ぎるとケーブルカーの府中駅へ続く道が。ケーブルカーで行くことのできる傘松公園は、天橋立の絶景をビューランドの対岸側から望むことのできるスポットとして有名です。
それからしばらく道を進み溝尻という地区に入ると、阿蘇の舟屋が出現。舟屋といえばここより少し先の伊根町にあるものが有名ですが、宮津市内にもこのように舟屋があります。ここ溝尻地区は阿蘇海で漁をする漁師さんが20人程いてそれぞれ舟屋を持っています。主にくろくち(二枚貝の一種,)あさり、はまぐり、いわし,うなぎ、あおばさみ(ワタリガニ)などが捕れるそうです。
宮津市と与謝野町の境目に近づいてきたところで見えてきたのが、宮津ワイナリー。天橋立で江戸中期から続く旅館【ワインとお宿千歳】が、2001年にオープンさせたワイナリー。周囲に広がる約4hの農園では、土壌づくりから行ったワイン用のブドウを栽培。農家との栽培協力も得て、毎年6〜7万本を生産しているそうです。ここで販売しているソフトクリームはおすすめです!
与謝野町内を抜けた後、再び宮津市内に入りました。右手には丹後鉄道の線路が!この時は運よく列車がやってきました。
いよいよ天橋立駅前までもどって参りました。
ちなみに左に映っている天橋立ホテルには神々の遊湯と名付けられた阿蘇海を望める展望天然温泉があります。
最後に橋を渡ってゴール!お疲れ様でした!
天橋立を一周してみた感想ですが、何より清々しい!常に美しい海を見ながらのサイクリングになります。
海風と自然豊かなで落ち着いた空気を浴びながらのサイクリングは、最高です。自転車から見る天橋立は、上から見る姿とは違う顔を感じることができ、非常に新鮮でした。
府中エリアから、阿蘇海沿いをぐるっと一周し、天橋立駅あたりまで約2時間でした。
つまり、天橋立駅あたりから天橋立を通り、1周すると約3時間のコースになります。
サイクリングロードも整備されておりますので、ぜひ体力に自信のある方はチャレンジしてみてください。
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記事を書いた人:大野