日本三景のひとつ天橋立にある元伊勢籠神社の奥宮にあたるのが「眞名井神社」です。
天橋立にありますが、元伊勢籠神社と比べるとあまり存在を知られていません。しかし、この眞名井神社は宮津の超絶パワースポットだったのです!
元伊勢籠神社から歩いて約10分。奥宮の眞名井神社に到着します。周りは木々に囲まれた神社で、とても神秘的な場所でした。眞名井神社は、3,000年以上前から続く日本最古のパワースポットです。ここで人気のスポットが御霊水「天の眞名井の水」です。境内に湧き出しているこの水を求めて、人が訪れています。ちなみに「真名井」とは、水につけられる名前の中でも最高の敬称で、神社の鳥居の前に湧き出ている水です。これは、神様の世界の水と言われており、古くから傷や病を癒す水と伝えられてきました。また、縁結びにも徳があることで知られています。
この神社の入り口には狛犬ならぬ狛龍が構えています。なぜ犬ではなく龍なのか…
それは、眞名井神社の御祭神が海神である龍神綿津見(ワタツミ)の神だったからです。
その為、真名井龍神と呼ばれたりもします。
神社への階段を上り、拝殿が見えてきます。そこの背後に目をやると、とても巨大な岩が鳥居の向こうに存在しています。この岩は縄文時代より受け継がれた祭祀場「磐座(いわくら)」と呼ばれるものです。何か不思議なオーラを感じる場所がそこにはありました。神々しいこの場所には「不純な気持ちでの参拝はお控えください」という注意書きが書かれており、心静かに参拝をしないといけませんね。
そのほかにも眞名井神社には多くの岩や木々を見ることができます。天橋立に来て元伊勢籠神社への参拝のついでにぜひ!
<施設紹介>
施設名:眞名井神社
住所:京都府宮津市中野905
ホームページ:https://www.motoise.jp/about/okunomiya/